イベント出店にも。スマホでカード決済ができる『モバイル決済』とは?メリットとデメリットは?

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たくさんの方に自分の作品を知ってもらいたいハンドメイド作家さんは、できるだけ多くのイベントに出店するよう頑張っていることと思います。

そのときに、お客様の買い物が便利になるよう、クレジットカードでのお支払いに対応したいと考えている方も多いのではないでしょうか?

私もイベントに出店する度にそう考えていたのですが、どうやって導入するか分からず先送りにしていました。

ミケ

でも、モバイル決済サービスのことを知って、ようやくカード決済を導入できたんだにゃ♪

『モバイル決済』って知っていますか?

あなたが持っているスマホやタブレットでクレジットカードの決済ができるサービスのこと。
もしもあなたが年に数回はイベント出店されるハンドメイド作家さんなら、知っておいて欲しいサービスなんです。

でも決済に関することって、専門的な言葉がたくさんあって難しい。。。
なかなか頭に入ってきませんよね(´;ω;`)

そこでこの記事では、「そもそも『モバイル決済』って何?」とか、「イベント出店でどんなメリットがあるの?」という疑問に対して、できるだけ分かりやすく説明したいと思います。

イベント出店にもお得なモバイル決済とは?

普段はネットショップで販売しているハンドメイド作家さんが、イベント出店のときにカード決済をするためには、2つの方法があります。

  • カード決済専用の端末をレンタルする
  • モバイル決済を導入する

もしもあなたが定期的にイベントに出店しているのなら、モバイル決済を導入する方がお得です。

モバイル決済とは、あなたの持っているスマートフォンやタブレットを使ってお客様から代金を受け取る電子決済サービスのこと

モバイル決済サービスのひとつである『Square』でカード決済する様子をみるとこんな感じです。

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スマートフォンに接続したカードリーダーにクレジットカードを差し込んでお会計の後、スマホの画面にサインをしてもらえば決済完了です。

ミケ

すごく簡単だにゃ!
しかもモバイル決済は、専用端末をレンタルするよりお得なメリットが多いんだよ。

トラ

イベント出店にモバイル決済を導入するメリット

年に数回だけイベント出店するハンドメイド作家さんでもモバイル決済は、専用端末をレンタルするよりも嬉しいメリットがたくさんあります。
それらのメリットをひとつずつご紹介しますね。

導入・維持費用が無料のサービスが多い

専用端末のレンタルは、当然ですがレンタル料がかかります。
モバイル決済は、もともと自分の持っている器機を使ってカード決済ができる分、費用が抑えられてお得なサービスになるんです。

モバイル決済の場合、ほとんどのサービスがレンタル料に相当するような初期費用などは無料です。
また、月額費用などの維持費用も無料であることが多いので、レンタルと違って長期間持っているからといってお金がかかることもありません。

モバイル決済のスマホアプリは、カード決済だけでなく商品管理や売上分析などのうれしい機能が無料で使えたりするから、それだけでもレンタルよりお得だね。

トラ

接続するカードリーダーは安価である

カード決済の専用端末は、カードが使えるかどうかの認証をしたり、決済をしたり、レシートを発行したり・・・と様々な機能が付いています。

しかし、モバイル決済で接続する機器は、カードの情報を読み取るだけのカードリーダーです。
専用端末のように様々な機能が付いていない分、できることは限られますがシンプルで扱いやすく、そして安価です。

さらにモバイル決済サービスを提供する会社の多くが、カードリーダーが実質無料となるキャッシュバックキャンペーンを実施しているので、上手く活用すれば、接続機器の入手にもお金がかかりません。

決済機能はスマホアプリでやるんだよ。それ以外の機能もオプションで用意されているから必要な機能だけを選択できるよ。

トラ

その他のメリット

カード会社に支払う決済手数料も安い

専用端末のレンタルでもモバイル決済でも、カード会社に支払う決済手数料がかかります。
モバイル決済の決済手数料は、大体3~4%の範囲です。他の方法の決済手数料は5%前後が多いようですので、それと比べても安価です。

入金サイクルが早い

モバイル決済サービスには、早ければ翌営業日には入金されるものもありますし、遅くても月に数回は入金されます。
売上代金が早く回収できると、現金でお支払いしてもらっているのと同じような感覚で使えます。

ミケ

個人で作品を販売しているハンドメイド作家さんは、ビジネスとしてのお金をたくさん持っているわけではないから、手数料が安かったり入金サイクルが早いと助かるにゃ。

イベント出店にモバイル決済を導入するデメリット

一方でモバイル決済にもデメリットがあります。
イベント出店するハンドメイド作家さんにとっては、あまり影響は無いかも知れませんがご紹介しますね。

決済の種類や方法に制限を受ける

モバイル決済のサービスは、決済方法がクレジットカードに特化していたり、電子マネーの種類が交通系電子マネーに種類が制限されていたりします。
また、サービスによっては分割払いができないなど支払い回数も制限されたりします。

地方や離島でイベントが開催される場合や、とても高額な作品を販売するときは注意した方が良いかも。

トラ

決済手続きが専用端末より時間がかかる

モバイル決済は、スマートフォンやタブレットのアプリで決済するので、カードのお支払いに特化した専用端末と比べると操作性が悪く、決済するのに時間がかかる場合があります。

行列ができる作家さんは、専用端末をレンタルした方が良い場合もあるね。

トラ

イベント出店におススメのモバイル決済サービスは?

では、イベント出店するハンドメイド作家さんにとって、どのモバイル決済サービスが良いのでしょうか?
私がおススメしたいモバイル決済サービスとその理由をご紹介します。

こちらでモバイル決済サービスを提供している各社の比較もしていますので、興味のある方は参考にしてください。

compare-makers-eyecatch【2020年2月28日更新】個人事業主でも導入できるモバイル決済サービス大手4社の特徴を比較します

シンプルで手軽さが魅力の『Square』

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おススメのひとつめは、世界中に加盟店があって信頼性が高いアメリカ発のモバイル決済サービス『Square』です。
必要最小限のサービスですが、イベント出店するためには十分な機能が揃っているので、はじめてクレジットカード決済を導入するハンドメイド作家さんにはおススメです。

  • クレジットカード決済に特化しているのでシンプルで扱いやすい。
  • 申込みが簡単で審査も早いのですぐに使えるようになる。
  • カードリーダーがコンパクトで持ち運びが手軽にできる

ミケ

私も導入しているモバイル決済サービスなので、詳しく説明できるんだにゃ。

豊富なバリエーションが魅力の『Airペイ』

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もうひとつのおススメは、国内大手のリクルートライフスタイル社のモバイル決済サービス『Airペイ』です。
必要最小限のサービスで申し込むことができて、それを拡張していくこともできます。
「今後大きくビジネスを発展させたい」とか「自分の店舗を持ちたい」と考えている方はこちらを導入されると良いのではないでしょうか。

主要クレジットカードだけでなく、交通系電子マネーやApple payの決済にも対応
多機能なカードリーダーで暗証番号認証が可能でコードレス。
QRコード決済などのサービス連携が豊富で、周辺機器も揃っている。

電子マネーの決済が充実しているので、安価な作品を販売している場合は特におススメのサービスだね。

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まとめ:モバイル決済のススメ

この記事では、イベント出店でクレジットカード決済ができるモバイル決済サービスについてご紹介しました。

モバイル決済とは、スマートフォンやタブレットを使ってお客様から代金を受け取る電子決済サービスのこと
年に数回イベント出店するなら、カード決済の専用端末をレンタルするよりも断然メリットが多いんです。

どんなメリットがあるかというと・・・

  • 導入・維持費用が無料のサービスが多い
  • 接続するカードリーダーは安価である
  • カード会社に支払う決済手数料も安い
  • 入金サイクルが早い

一方でデメリットもあるので、その影響を受ける方は注意が必要です。

  • 決済の種類や方法に制限を受ける
  • 決済手続きに専用端末より時間がかかる

でも、年に数回だけイベント出店するハンドメイド作家さんなら、デメリットよりもメリットが大きい方が多いはずです。

そして、私が注目しているモバイル決済サービス『Square』と『Airペイ』も簡単にご紹介しました。
興味があったら公式ページを詳しくチェックしてくださいね。

ミケ

私みたいな『普段はネットショップで販売していて、イベント出店でクレジットカード決済したい。』というハンドメイド作家さんにとっては、モバイル決済サービスがおススメだとあらためて実感したにゃ。