Squareのカードリーダーは、コンパクトでオシャレなデザインですが、そのせいでいくつかデメリットもできてしまいます。
その中のひとつは、他のサービスのカードリーダーと比べて1回のフル充電で使える時間が短いこと。
カードリーダーのサイズが小さいから電池の容量も小さくなるのが当然なのですが・・・
ミケ
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でも、Square(スクエア)ではスマホやタブレットにインストールする『POSレジ』アプリで、カードリーダーを使わずに『カード情報を手入力』して決済するサービスが用意されています。
カード情報を手入力する分、カードリーダーを使うときよりも決済に時間がかかってしまいますが、もしもイベント中にカードリーダーの電池が切れてしまってもカード決済できるなら安心ですよね。
そこでこの記事では、Squareリーダーの充電について知っておいた方が良いことを説明するとともに
『Squareリーダーの電池が切れてしまった!』
『Squareリーダーを持ってくるのを忘れてしまった!』
というSquareリーダーが使えない状況でも、SquareのPOSレジでカード決済する方法を詳しく解説します。
もしもの時には、ぜひ活用してみてくださいね。
目次
カードリーダーの電池持続時間
Squareリーダーってどんな機器?
Squareのカードリーダーは、スマホやタブレットに接続して、クレジットカードのカード情報を読み取る機械です。
他のモバイル決済サービスのカードリーダーと比較して、暗証番号入力の機能が付いていない分、とてもコンパクトでデザインもオシャレです。
例えば、AirPAYのカードリーダーをみてみると、暗証番号入力のボタンや液晶画面があるので大きいですね。
ミケ
Squareリーダーの充電方法
Squareリーダーの充電は、購入したときに一緒に梱包されている『充電用マイクロUSB ケーブル』を使います。
充電するには、充電用ケーブルの細い差込口の方をSquareリーダーにつないで、反対側はパソコンなどの USB ポートにつなぐか、市販の USB 電源アダプタにつないでコンセントに差し込みます。
Squareリーダーのフル充電までにかかる時間は、大体2~3時間で、フル充電してから電池が切れるまでの使用時間は、だいたい12時間~16時間です。
朝までにフル充電して、1日の営業時間内は問題無く使えるくらいですね。
Squareリーダーは、スマホやタブレットにつなぐと電力が消費されるので、カード決済する時だけつなぐようにしていれば、さらに使える時間が増えるはずです。
ミケ
でも、うっかり夜のうちに充電するのを忘れて、さらにスマホやタブレットに繋ぎっぱなしにしてしまったら、1日もたない可能性もありますね。
モバイル決済のカードリーダーの電池持続時間比較
では他のモバイル決済サービスのカードリーダーと比べると、どのくらいの差があるのでしょう?
モバイル決済サービス大手4社のカードリーダーについて、充電後に未使用状態でどのくらい電池が持続するか、比較して表にまとめてみました。
モバイル決済サービス | カードリーダー電池持続時間 |
Square(スクエア) | 端末と接続して12~16時間 |
Airペイ | 最大7日間 |
Coiney(コイニー) | 5日間で電池残 30% 未満 |
楽天ペイ | 電源を切った状態で8日間程度 |
サービスによって表現方法が異なりますが、Square以外は1週間前後は電池がもつようなので、Squareリーダーは他のサービスよりも、小まめに充電しなければいけないことが分かります。
Squareリーダーを使わずにカード決済する方法
Squareリーダーを使わないカード決済方法はふたつある
Squareリーダーは、電池持続時間が短いので小まめに充電しなければいけませんが、うっかり充電するのを忘れてしまうこともあるはずです。
また、外出するときにSquareリーダーを持っていくのを忘れてしまうかもしれません。
Square(スクエア)では、そんな場合でもカード決済することができるサービスがふたつ用意されています。
- パソコンでカード決済を受け付ける方法(ブラウザ決済)
- Square POSレジアプリにカード情報を手入力して決済する方法
Square POSレジアプリでカード情報を手入力して決済する方法
- STEP.1代金入力POSレジアプリを立ち上げて『お会計』画面にします。通常のお会計と同様に、金額(①部分)とメモ(②部分)を入力するか、商品マスタから商品を選択して青い『(金額)のお会計』ボタン(③部分)をタップ して次に進みます。
- STEP.2支払方法の選択支払方法の選択画面に進んだら『クレジットカードの手入力』をタップします。
- STEP.3カード情報の手入力カード情報入力画面になるので、カード番号、有効期限、セキュリティコードを入力して、再びお会計をタップします。
- STEP.4お会計お会計をタップすると決済されるので、署名画面になったらお客様に指でサインをもらいます。MEMOお客様がその場にいない場合は、「電話注文」とか「インターネット注文」などの事由を書き込むことが推奨されています。
- STEP.5レシートの受取サインの記入後、[OK] をタップして、お客様にレシートの受取方法を選択してもらいます。受取り方法は、
- 電話番号を入力してSMSを送信
- メールアドレスを入力してメールを送信
- レシート無し
の3つから選択することができます。
- STEP.6完了画像のようなレシートがお客様に届きます。
まとめ:Squareリーダーが無い時は『カード情報を手入力』
この記事では、Squareリーダーの充電について解説したり、モバイル決済のカードリーダーを充電したときに使える時間を大手4社で比較してみました。
それとともに、Squareリーダーが使えないときに、POSレジアプリでカード情報を手入力して、クレジットカードの決済をする方法をご紹介してきました。
そのポイントをピックアップしてみますね。
- クレジットカードの情報を読み取るためのSquareリーダーは、充電して使う機械です。
充電はSquareリーダーに同封されているUSBケーブルを使います。大体2~3時間でフル充電されて、1回フル充電すると12~16時間使えます。 - Square以外のモバイル決済のカードリーダーは、フル充電したすると未使用状態で大体1週間前後は電池が持続しますので、Squareリーダーは他のサービスと比べると小まめに充電しなければいけません。
- もしもSquareリーダーが『電池切れした』『持ってくるのを忘れた』など、使えない状態にあっても、Square(スクエア)にはクレジットカードの決済ができるサービスが用意されています。
- Squareリーダーを使わずにスマホやタブレットのPOSレジアプリでカード決済をする場合は、お会計ボタンをタップしたあとに『クレジットカードの手入力』を選択し、カード番号、有効期限、セキュリティコードを入力すればOKです。
Squareリーダーはコンパクトサイズな分、他のモバイル決済サービスのカードリーダーと比べると、充電したあとに使用できる時間は短くなってしまいます。
でも、私もSquareを使っていますが、現金でのお取引の多いハンドメイドイベントでは、電池切れになるほどカード決済が多いわけではないので、実用上で問題を感じたことはありません。
さらに、Squareリーダーを使わなくてもカード決済できるなら、電池の持続時間が短いことはデメリットにならないですよね。